こんにちは、かなママです。
今回は沐浴についてお話します。
沐浴の方法は両親学級や産院で学ぶことが多いですよね。
私もそう思っていたのですが、両親学級や産院では全く教えてもらうことなく、本を見ながらドキドキの実践となりました。
また学べたとしても、学んだ内容だけでは実践には不十分です。
ある時、生後1ヵ月から3ヵ月の赤ちゃんのママを集めた地域の集まりがありました。
お互いの悩みを共有できる場です。
その中で、どうやって沐浴をしているかのという質問が出ました。
すると、実はその場の全員が、1人でどうやって沐浴をしたら良いか悩んでいたのです。
しかも私以外の全員が遅いパパの帰りを待っているというので、とてもびっくりしました。
私の場合、赤ちゃんの生活リズムを作るためにお風呂は時間を決めていました。
当時は17時から18時の間が目安でした。
その時間に入れるためにはパパの帰りを待っていられません。
一人での沐浴は大変でしたが、そのおかげか娘は早くから生活リズムを身につけました。
集まりに参加した3ヵ月頃には20時前に寝て翌朝に起きる子になっていたのです。
この記事では、そんな私がどうやって沐浴やお風呂をしているかを紹介します。
少しでも参考になればうれしいです。
沐浴・お風呂のときに準備するアイテム
沐浴やお風呂のときには事前準備が欠かせません。
私が実際に用意するのは以下のようなアイテムです。
赤ちゃんの入浴前に使うアイテム
- おむつ替えシート
- おしりふき
- おむつを捨てる袋
おむつを捨てる袋にはBOSの「おむつが臭わない袋」のSサイズ200枚入りを使っています。
せっかく臭わないのに、同じ袋を何度も開けて捨てるのに抵抗があり、1回1枚を消費しています。
おむつがMサイズにアップしましたが、Sサイズでまだ十分使えます。
本当に臭わないので、助かっています。
赤ちゃんの入浴時に使うアイテム
- ベビーバス
- 洗面器
- 手桶
- ボディソープ、石鹸など
- 大きなガーゼ(沐浴布)
- 小さなガーゼ
- 湯温計
- 風呂場マット
ベビーバスには「リッチェル ふかふかベビーバスプラス」を使っていました。
0ヵ月から6ヵ月頃まで使えるベビーバスです。
新生児の頃は真ん中のストッパーを邪魔に思っていました。
でも首がすわって背もたれを使って一人で座らせておけるようになると重宝します。
体を洗うときはストッパーを避けて手前側で洗っていました。
ベビーバスを卒業したのは自由に動き回るようになった8ヵ月のときです。
手桶はシャワーを使う場合には必要ありません。
ボディソープにはアロベビーのベビーソープをミルクローションとセットで購入し、使っています。
顔や頭も含む全身に使えるので1本あれば大丈夫です。
赤ちゃんは体を洗っているときにも泡だらけの手で顔をこすったりします。
少しなので問題ないですが、個人的には全身に使えるものの方が安心できます。
大きなガーゼ(沐浴布)は沐浴時に赤ちゃんの体にかけてあげるためのものです。
体が浮いてしまうのを抑えるほか、赤ちゃんが安心する効果もあるそうです。
娘の場合は1ヵ月頃には足でガーゼをどかしてしまうようになり、使わなくなりました。
小さなガーゼは顔や体を優しくふき取ってあげるためのものです。
湯温計もお風呂場以外で沐浴をしていた時は使っていました。
お風呂場ではシャワーのお湯の温度管理ができるので、次第に使わなくなりました。
風呂場マットはベビーバスの卒業が見えた7ヵ月頃にニトリで購入しました。
赤ちゃんの入浴後に使うアイテム
- 風呂場マット、プレイマット、座布団、ラグなど
- バスタオル
- 着替え
- おむつ
- 綿棒
- 消毒液
- 保湿クリームなど
- ヘアブラシ
フローリング、カーペット、洗面所の床など固い場所に赤ちゃんを寝かせたくありません。
そこでプレイマットや座布団などを敷いていました。
最近は、風呂場内で使用する風呂場マットをニトリで買ってきて使っています。
柔らかく、濡れにも強いので安心です。
綿棒と消毒液は生後すぐの沐浴後でおへそを消毒するためのものです。
状態を見て良くなれば使う必要はなくなります。
娘の場合は1週間くらいで使わなくなりました。
保湿クリームはボディソープと合わせてアロベビーのミルクローションをセットで購入し、使っていました。
いまは乾燥やあせものため小児皮膚科に行っているので、お薬を使っています。
ヘアブラシも毛量によっては不要な場合もあります。
沐浴・入浴前にアイテムをセット
洗面所の様子です。
バスタオルの下には風呂場マットがあります。
ここに娘を寝かせて裸にします。
おむつ替えセットは右手に、奥に着替えの洋服があります。
出てきたときは、脱いだ洋服とおむつ替えシートを廊下の方へ放り投げて、バスタオルの上に寝かせています。
洗面所のシンク横の写真です。
ヘアブラシや病院でもらった塗り薬と保湿クリームを置いています。
お風呂場の様子です。
上の棚にベビーソープも置いています。
見えていないですが、手前側にはお風呂場マットを敷いています。
洗面器にはあひるの「があちゃん」とガーゼを置いています。
赤ちゃんの洗い方
産院でもらった「赤ちゃんのお世話BOOK」という小冊子がわかりやすかったです。
ベネッセコーポレーション(たまごクラブ編集部)が発行している無料の冊子です。
ほかの本や冊子などでも写真付きで載っていますが、全く同じやり方ではなく、本によって手順などが少し違っていたりします。
ここでは私のやり方をお伝えします。
赤ちゃんを洗う基本的な流れ
1. 顔をふく
「お顔をふくよ」などと話しかけてから、ぬらした小さなガーゼで顔をふきます。
「おめめのまわり、おでこにほっぺ、お鼻、お口の周り、あご、お耳こちょこちょ」
ふいている部位を声に出して伝えてあげています。
2. 顔にソープをつける
洗顔にソープを使うと、必要な脂までとってしまい良くないと聞いていました。
そこで生後3ヵ月くらいまでは顔をふくだけですましていました。
生後2、3ヵ月のときに肌荒れがひどくなり、ソープを使って洗ってみるようになりました。
ソープでは肌荒れが治まるということはありませんでしたが、そのまま続けています。
「石鹸をつけるよ」などと話しかけてから、手で優しくソープをつけます。
「おでこにほっぺ、お鼻、お口の周り、あご」と、ふれている部位を声に出して伝えてあげています。
頭や体を洗うときに耳の裏は洗うので、ここでは耳までやりません。
目のまわりも石鹸がつくと嫌がるので省略しています。
省略しても自然に石鹸がついています。
3. 顔のソープをふきとる
ガーゼを使って顔のソープをふきとります。
顔の中心から外側へ流してあげるイメージです。
よく水を絞ってあげないと、目に水が入って泣いてしまいます。
こちらが気をつけていても、手で顔をこすって泣くこともあります。
ちゃんと目をつぶっているようであれば、泣いてしまっても大丈夫と私は思っています。
4. 頭をぬらす
まずは頭をぬらします。
最初はガーゼを使ってぬらしていました。
慣れてくるとシャワーでも大丈夫です。
顔にかからないように、シャワーの向きを調整してあげます。
5. 頭をソープで洗う
手にソープをつけて優しくなでてあげます。
このときが一番気持ちよさそうです。
6. 頭のソープを流す
これも初めはガーゼを使っていました。
今はぬらす時と同様に、シャワーにしています。
7. 体の表側を洗う
首の前側、両腕、胸、お腹、両足の順に洗っています。
このときも次はどこを洗うか教えてあげています。
ソープを手につけて優しくマッサージするように洗います。
ソープを流すときはガーゼまたはシャワーを使います。
わきの下や手の平、むにっとしたお肉に隠れている関節部分など洗い残しやすいので意識します。
泡だらけの手で顔をさわったり、手を口に入れることがあります。
心配な場合は小まめに洗い流すと安心です。
8. 体をうつ伏せにする
右手をわきの下に差し入れておいて、左手で首を支えながら、えいっとうつ伏せ状態にします。
首が座る前は本当に怖かったです。
9. 体の裏側を洗う
首の後ろ側、背中、お尻の順に洗っています。
沐浴のときはお湯をベビーバスに張っているので、顔がつかないように注意してあげてください。
そのほかは表側と同じです。
10. 体を仰向けに戻す
反対に右手で赤ちゃんの体を持ち上げて、左手で首を抑えながら仰向けにします。
11. 股を洗う
12. かけ湯をする
ベビーバスのお湯の中から赤ちゃんを出して、手桶かシャワーでお湯をかけます。
沐浴とお風呂 入れ方の移り変わり
1. キッチンでの沐浴(パパの実家にて)
退院直後、パパの実家に1ヵ月ほどお世話になっていました。
自分の実家は両親ともに仕事をしていたりして、行く意味はありませんでした。
自宅にいたいという思いましたが、私が動けない間にいろいろ動かないといけないのはパパなので、パパが楽にいれる環境が大事と考えて妥協しました。
初めはベビーバスをキッチンのシンクに入れてやってみました。
この方法は立って洗えるので腰は楽でした。
ただ、シンクが狭くて赤ちゃんが窮屈そうでした。
またシンクの位置が高くて娘を支えづらい点も気になりました。
2. リビングでの沐浴(パパの実家にて)
次にリビングでの沐浴を試しました。
お風呂場も候補にあったのですが、ひどく寒かったのです。
リビングでは洗面器でお湯を運んで入れてあげました。
幸いお義父さんかパパが家にいたので、人手はありました。
季節は冬でしたが、リビングは暖房が効いていて暖かかったです。
娘もベビーバスが広々と使えて気持ちが良さそうでした。
ただ毎回お湯くみが大変でしたし、ラグなどが濡れることもありました。
3. お風呂場での沐浴(生後1ヵ月~)
パパの実家からわが家に戻り、お風呂場での沐浴が始まりました。
寒さ対策に浴室乾燥機の暖房を使うこともありました。
お風呂で入れるときも私は洋服は着たままです。
ぬれてもいい服を着ていましたが、大変でした。
かけ湯はシャワーにしていました。
パパがいるときは、私がぬれないように娘にだけシャワーをかけてもらいました。
パパが娘を入れているときも同じように私がシャワーをかけました。
パパがいないときはどうしようかと思いましたが、洗面器に赤ちゃんを入れてシャワーでかけ湯をしました。
もちろん、首は片手できちんと支えるようにします。
洗面器の下に赤ちゃんを洗ったときに使ったガーゼを敷いて、滑らないようにしていました。
抱き上げるときにはどうしても少しぬれてしまいます。
でもこの方法でびしょびしょになることは避けられました。
4. 一緒にお風呂に入れるようになってから(1ヵ月検診後)
沐浴のときと入り方はほぼ同じです。
パパがいるときは娘を受け渡ししていました。
先に娘を入れて後からゆっくり洗う先入れか、先に体を洗ってから娘を入れる後入れかはタイミング次第です。
一人のときは、最初のうち、自分が先に入ってから一緒に入っていました。
私が洗っている間、娘にはバウンサーで近くに待機していてもらいます。
飽きないようにお気に入りのおもちゃを渡したり、お風呂のドアを開けて話しかけたり、DWEのCDをかけたりもしていました。
湯船に入れる前にはお風呂の椅子に座って娘を抱き、シャワーで簡単に洗い流します。
体をちゃんと洗うときはベビーバスです。
一人座りできるようになってからは娘を風呂場マットの上に座らせて洗い流しています。
首の座ってきた頃からは、ベビーバスに座らせて私が洗い終わるのを待っていてもらうようにしました。
ベビーバスでなくバンボを使うことも検討しましたが、バンボは水場では使わないよう注意書きがありました。
体が冷めないように、たまにシャワーをかけてあげます。
寝返りできるようになると、ベビーバスから外に出たがるようになりました。
そこで髪や体を洗いながら足でベビーバスを押さえていました。
またお風呂場用のマットを敷いて、万が一ベビーバスから落ちても痛くないようにしています。
マットに寝かせておくことも考えたのですが、お湯がかかってしまうのでやめました。
ハイハイできるようになると、勝手にベビーバスから出てしまうようになりました。
そのタイミングでベビーバス自体使うのをやめました。
いまは風呂場マットの上でおもちゃのバケツなどを渡して待っていてもらっています。
おわりに
これからもっと娘の動きが激しくなってきます。
そのときにどうするかは、様子を見ながら考えようと思っています。
進展があれば記事を更新しますね。
何かいいアイディアがあったり、ご自身で工夫されていることがあれば、ぜひコメントで教えてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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