こんにちは、かなママです。
「こどものための100冊」キャンペーンをご存じでしょうか。
このキャンペーンでは「こどものための100冊 2021」というカタログを配布しています。
このカタログでは著名人らが絵本を紹介しているのですが、無料でもらえます。
選ばれた絵本は多岐に渡り、紹介文もおもしろいのでおすすめです。
きっと読んでみたい絵本を見つけることができると思います。
絵本に興味がないという人もちょっと待ってください。
このキャンペーンにはお得なプレゼント企画もあるんです。
「こどものための100冊」キャンペーンの概要
「こどものための100冊」キャンペーンは文化通信社が行っているキャンペーンです。
2021年6月20日(日)から8月20日(金)まで実施されています。
キャンペーンの内容は主に2つです。
- 全国の書店で1000円以上商品を購入すると応募できるプレゼント抽選
- 「こどものための100冊 2021」を書店の店頭、保育園、図書館を通じて配布
プレゼント抽選
プレゼント抽選については購入する商品が特定されていません。
カタログに載っている絵本でも、そのほかの絵本でも、絵本でなくても応募できます。
応募の口数には制限がありません。
ただし応募にはレシートが必要で、1枚のレシートで応募できるのは1口だけなので注意してください。
詳しくはキャンペーンのサイトで確認してくださいね(広告ではありません)。
「こどものための100冊 2021」カタログ
「こどものための100冊 2021」は著名人、書店員、図書館員などの総勢25名が1人4冊ずつ子どもの本を選書しています。
「こどものための」と銘打っていますが、カタログの内容は子どもを持つ親向けになっています。
それぞれの本には、選者が紹介文を書いています。
カタログを配布している書店が近くになくても、キャンペーンのサイトからすべての紹介文を閲覧できます。
カタログの楽しみ方
読みたい絵本を探す
表紙を見たり、紹介文を読んで、読んでみたい絵本を探します。
100冊もあるので、読んだことのある本もあれば、初めて見かける本もあります。
読みたい本が多すぎて困ってしまいますが、いくつか気になった本を紹介します。
ティラノサウルスシリーズ
宮西達也さんのティラノサウルスシリーズから2作が紹介されています。
8作目の『であえてほんとうによかった』と11作目の『ずっとずっといっしょだよ』です。
シリーズ物って1作目から読みたいと思ってしまうのですが、1作目は『おまえうまそうだな』です。
絵の雰囲気からして私はあまり手に取らなそうな本ですが、親子の愛や友情など、さまざまな愛のかたちを描く人気絵本シリーズだそうで、どの話もほろりと涙がこぼれてくるそうです。
小さい子が恐竜に親しむのにも良いかもしれないですね。
夏は恐竜科学博などが開催されるので、より楽しめそうです。
『子どもを守る言葉「同意」って何?Yes、Noは自分が決める!』
紹介されているほかの絵本とは少し毛色が違う本です。
小児科医をされている工藤紀子さんの紹介文では「自分が嫌な時は相手が誰でも、家族でも、友達でも、先生でも嫌だと言っていい」、「自分がもし嫌だと言われたら理由なく受けれいることが必要」と書かれています。
魔のイヤイヤ期でなくても、子どもにイヤと言われるのを嫌がっていませんか。
子どもは子どもの考えがあるので同意ばかりでないのは当然ですが、子どものことを考えて口を出したことにイヤと言われると胸につかえるものがあります。
そうした自分を見直すのに良い本なのではないかなという印象を紹介文を読んで受けました。
選者の個性あふれる紹介文を楽しむ
書かれている方、皆が皆おもしろいというわけではありませんが、心をくすぐる紹介文にも出合えます。
NON STYILEの石田明さん
3冊目までは至って普通の紹介文を書いているのですが、4冊目の『えんとつ町のプペル』の紹介文は風変わりですね。
「ぼくの友達が作った本です。」という一文で始まります。
作者の西野さんに対する個人的な想いがあふれた紹介文、嫌いではありません。
秋元さくらさん
私はこの方のことを知らなかったのですが、「モルソー」というフランス料理レストランのオーナーシェフで、NHKの「あさイチ」でレギュラーになっている方だそうです。
「Message from Selectors」(選者からのメッセージ)として寄せている文章が良かったので興味を持ちました。
我が家は地域の図書館もおおいに活用し、いつもたくさんの絵本を本棚に並べています。読みたい本を子どもと選ぶのも楽しく貴重な時間です。娘を膝にのせ絵本をめくる。彼女の柔らかい髪がわたしの顎をさらさらとくすぐる度に、この時間がいつまでも続けばいいなと夢見てしまうのです。
読んでいるこちらも子どもとの時間を思い出し、優しい気持ちになれる、すごく素敵なメッセージだと思います。
ぜひこのメッセージを書かれた秋元さんのおすすめの本を読んでみたいという気持ちにさせられました。
秋元さんがおすすめしている本のうち1冊は『どんなにきみがすきだかあててごらん』です。
これは有名で、私も図書館で借りたことのある絵本です。
実は英語版を持っているのですが、「自分の子どもがこの絵本を真似ていっぱい愛情表現してくれる、という最高のオマケ付きです。」という一文に、つい手元に置きたいなと思ってしまいました。
自分で4冊の絵本を紹介してみる
あなたは絵本を楽しめていますか?
カタログの巻頭で明治大学の齋藤孝教授は「絵本が100冊あるご家庭は子育てをしっかりやっています。」と述べています。
絵本を自宅で100冊そろえるのは、金銭面や部屋のスペースの問題もあるので、かなりハードルが高いと感じます。
個人的には図書館なども上手に活用すれば良いと思っています。
また冊数よりも、子どもと絵本を読む時間を楽しむことの方が大事にしたいです。
代わりにこんな目線で考えてみてはいかがでしょう。
あなたは他人におすすめしたい絵本がいくつ思い浮かぶでしょうか。
たくさん思い浮かんで選びきれないという人ほど、良い絵本を子どもと楽しめている人です。
逆に全く思い浮かばないのであれば、まだ良い絵本に巡りあえていないということでしょう。
さらに踏み込んで、その中から4冊を選んで紹介文を考えてみましょう。
そして誰にでもいいので、実際におすすめしてみましょう。
きっと、その絵本のことをもっと好きになれますよ。
私もぜひ、あなたのおすすめを知りたいです。
私が選ぶ4冊
残念なことに、まだ私の娘は7カ月です。
絵本の読み聞かせを行っていますが、本の内容を理解できる年ではありません。
私が読むとにこにこしてくれますし、最近は絵本をめくるのも好きですが、一番の楽しみ方は、なめることというお年頃。
読んだことのある絵本の数はまだまだ少ない現状です。
そんな中でも、これはおすすめという本を選んでみました。
あなたの知っている絵本はありますか?
『あなたはせかいのこども』
色鮮やかな色彩の表紙に一目ぼれをした絵本です。
生まれてきた赤ちゃんを月や風、自然の生き物たちがお祝いしてくれる温かいお話です。
妊娠中からずっと娘に読み聞かせています。
一言一句覚えても、その言葉は色あせません。
『愛蔵版 だっだぁー ―赤ちゃんのことばあそび』
この絵本は赤ちゃんの発する「ことば」を集めたような絵本です。
意味はありませんが、発音が学べる、語感のおもしろい「ことば」が並んでいます。
いくらでも読み聞かせの工夫ができ、赤ちゃんも大いに反応してくれます。
いっぱい読み聞かせをして、たくさんの「ことば」を引き出してあげてください。
『だいすきぎゅっぎゅっ』
うさぎの親子のある1日を読者が追いかける絵本です。
時間の概念と生活習慣を覚えられるようになっているのですが、のんびり遊んでいるシーンが本当に楽しそう。
だいすき、ぎゅっぎゅっと触れ合うシーンもたくさん出てきて、そのたびに娘をぎゅっと抱いています。
幼い娘もだんだんうれしそうな反応を見せてくれるようになって、さらに読む回数が増えそうです。
『おやすみなさいのほん』
夜になると日中に活動していた動物たちが眠り、静かになります。
空を飛んでいた飛行機や、道を走っていたトラックも動くのをやめます。
この絵本では夜にみんなが眠りにつくときの静寂を味わうことができます。
ベッドの中で1日の最後に読むのにうってつけの絵本です。
おわりに
カタログの表紙をよく見ると、黒い本のようになっているイラストには手と頭があります。
コウモリのモーリーというキャラクターです。
「モーリーは絵本の森が大好きです。愉快な友達、楽しい冒険がいっぱいだからです。」
不思議なことにページをめくるたびに、モーリーがだんだんかわいく見えてきます。
ぜひカタログを手に取ったら、モーリーも見てあげてください。
そして何よりも、記事を読んでくださっているあなたが良い絵本に巡りあえることを願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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