こんにちは、かなママです。
今回は『FLORA 図鑑 植物の世界』(”FLORA: Inside The Secret World OF Plants”)という植物図鑑を紹介します。
この図鑑はデザインの本かと思うような美しい写真で、ついページをめくりたくなります。
内容も植物の仕組みにフォーカスしていて、読み物としても楽しめる図鑑です。
植物図鑑というと、植物の写真と名前がたくさん載っているというイメージがありますよね。
私もそのイメージが強くて、植物図鑑はあまり楽しくないと思っていました。
たまに植物の名前を知りたくなっても、いまならアプリで調べた方が早いですからね。
でも、この図鑑は違います。
『FLORA 図鑑 植物の世界』の概要
スミソニアン協会とキューガーデンが監修
この図鑑はアメリカのスミソニアン協会とイギリスの王立植物園キューガーデンが監修しています。
スミソニアン協会はイギリスのスミソニアンという科学者の寄付により設立されたアメリカの学術研究機関で、ほかにもたくさんの図鑑の監修をしています。
キューガーデンは世界遺産にもなっている植物園で、イギリス、ロンドンの郊外にあります。
132ヘクタールという東京ドーム約28個分の広大な敷地にコレクションされている植物は約5万種類と世界最大級の植物園です。
キューガーデンでは公式のサイトで植物の写真や最新の情報を発信しています。
日本語訳の表示も可能なので、興味がある方は覗いてみてもおもしろいと思います。
日本語版と英語版
私はこの図鑑を現地購入したので持っているのは英語版ですが、日本語版も出ています。
子どもと一緒に内容を楽しむのであれば日本語版が良いですね。
私も買いなおしたいです。
日本語版は小石川植物園の園長を務めている東京大学教授の塚谷裕一さんも監修に加わっています。
ある程度英語が読める方や、ただ眺めて楽しみたい方であれば英語版もおすすめです。
文字が変わるだけでスタイリッシュな印象です。
英語版は2種類あります。
私が持っているのはこちらのバージョンで、360ページあります。
この画像をクリックするとAmazonの検索結果につながります。
図鑑の中のイメージもたくさんアップされています。
先の日本語版と比べてみると、やはり英語版の方がかっこいい印象です。
もう1つのバージョンはページ数が440ページあります。
日本語版も440ページなので、こちらの内容を翻訳したもののようですね。
Amazonの書籍紹介を見ると、「植物の科」に当たる解説が載っているかどうかが違いのようです。
図鑑の内容
図鑑の構成は以下のようになっています。
- 植物界
- 根
- 茎と枝
- 葉
- 花
- 種子と果実
- 植物の科
一見すると、専門的で難しそうに見えますが、専門用語は極力使わずに作られていますし、写真やイラストがメインなので素人でも十分楽しめます。
子どもと 一緒に読みたいポイント
保育園や幼稚園、小学校、ご家庭などで、子どもが花や野菜を育てる機会がありますよね。
子どもが育てている植物の水やりをする時に、根や茎の仕組みを一緒に眺めてみたいです。
紅葉の季節にどうやって葉の色が変わっていくのかを調べるのも楽しそうです。
押し花を作るときに花の形状のページを開いてみることもできます。
まつぼっくりを拾ったら、まつぼっくりの中がどうなっているか断面図を見てみましょう。
学校での学習の補足はもちろん、想像するだけで、いろいろな活用方法が思い浮かびます。
使い方は無限大です。
小学生向けの図鑑も良いですが、より興味を深めるためにぜひこういう図鑑を活用したいですね。
おわりに
子どもから大人まで楽しめる本は貴重です。
特に植物図鑑としては珍しいです。
興味を持たれた方はぜひ検索してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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