こんにちは、かなママです。
先日、おいしい桃をもらったので離乳食にしてみました。
桃は皮をむいたらすぐに調理したり、食べたりしないと渋くなってしまいます。
おやつやデザートタイムにさっと作ってしまいましょう。
桃について知ろう
桃の旬
白桃と黄桃で旬の時期が異なります。
白桃は7月から8月上旬頃、黄桃は8月下旬から9月頃が旬になります。
スーパーなどで並ぶ桃は白桃が多いですね。
白桃の方が実が柔らかく、果汁もたっぷりで生食にむいているからです。
黄桃はシロップ漬けなどに使われるのが一般的です。
離乳食のときは糖分の与えすぎは良くないので、缶詰は使えません。
桃を食べさせるなら白桃ですね。
桃は柔らかいので傷がついたり、傷んだりしやすいです。
スーパーで買って帰るときなどは、慎重に扱いましょう。
桃の栄養
桃にはどんな栄養があるのでしょうか。
食物繊維、カリウムのほかにポリフェノールの一種、カテキンも含まれており、ガン予防や老化防止の効果も期待できます。
『からだにおいしい野菜の便利帳』 p170 板木利隆監修 高橋書店
カテキンはお茶に含まれている成分で殺菌、抗アレルギー作用もあって注目されている成分ですね。
ただ桃は甘いので糖質が多いのではないかと心配になりますね。
文部科学省のサイト掲載の「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」から利用可能炭水化物が確認できます。
利用可能炭水化物は糖質と完全に同義ではありませんが、ほぼ同じものです。
「日本食品標準成分表に関するQ&A」ではこう書かれています。
食品表示基準では、炭水化物量から食物繊維量を差し引いたものを「糖質」と呼びますが、「八訂成分表」では、「糖質」という成分は収載していません。ただし、収載成分である炭水化物から食物繊維を差し引いて食品表示基準上の「糖質」にあたる量を計算することは可能です。
日本食品標準成分表に関するQ&A 7-3 「利用可能炭水化物(単糖当量)」とは糖質のことですか。
成分表の利用可能炭水化物(単糖当量)は、エネルギーへの換算を容易にするために、消化性の高い炭水化物(=利用可能炭水化物)である、でん粉、ぶどう糖、果糖、しょ糖等の成分値を、単糖に換算後、合計した値です。
つまり、炭水化物に含まれている様々な糖をエネルギー換算しやすい単糖の量に変換した数値なのですね。
桃の利用可能炭水化物は100gあたり8.4gです。
ほかの食品と比較すると、かぼちゃが17.4g、りんごが12.4g、トマトが3.1gです。
確かに糖質が少なくはないですが、気にしすぎるほどではないかもしれません。
桃のペーストの作り方
所要時間
5分
材料
桃 3/8個
1個を8切れに等分して、そのうち3切れを使いました。
ふた付き製氷皿に約6マス分できます。
作り方
1. お湯をわかす
桃を切ってからは時間との勝負です。
先にお湯を沸騰させておきましょう。
2. 桃を切る
桃はアボカドを切るときのように半分に切り込みを入れ、そっと丁寧に2つに分けます。
種の周囲に包丁を入れて種を取り出します。
そして等分に切りましょう。
8等分くらいがちょうどいいと思います。
皮は桃が熟れていると手で簡単にむけます。
3. 桃をゆでる
切った桃を2分ゆでます。
タイマーを設定しておいて、この間に残りの桃をおいしくいただきましょう。
火を止めるのは忘れないでくださいね。
4. 桃をすりつぶす
バーミックスのミンサーを使ってすりつぶしました。
もともと果汁が多いので、簡単にジュースになります。
参考文献など
文部科学省のサイト掲載の「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
文部科学省のサイト掲載の「日本食品標準成分表に関するQ&A」
おわりに
最後に桃の調理のポイントをまとめておきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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