にんじんは価格の変動が少なく、安く手に入る野菜です。
栄養素もたっぷりなので、離乳食にもたくさん活用したいですね。
ゆでれば柔らかくなるので、ペーストにするのも簡単です。
ぜひ作り方をチェックしてくださいね。
にんじんにも旬がある
にんじんには春夏にんじんと、冬にんじんがあります。
春夏にんじんは4月から7月、冬にんじんは10月から12月が旬です。
にんじんは緑黄色野菜の代表格ですが、実際に栄養もたくさん入っています。
豊富に含まれるカロテンは、免疫力を高め、皮膚や粘膜を強くし、ガン、心臓病、動脈硬化などに効果があるといわれています。カリウム、カルシウムも豊富で、ビタミンCも含まれています。
『からだにおいしい野菜の便利帳』 p76 板木利隆監修 高橋書店
子どもの免疫力が高まってくれたら、うれしいですね。
古いにんじんは水分が抜けて穴ができることがあります。
にんじんは日持ちする野菜ですが、新鮮でおいしいうちに調理しましょう。
にんじんのペーストの作り方
所要時間
40分
材料
にんじん 1本
ふた付き製氷皿9マス分です。
作りたい量で調整してください。
作り方
1. へたをとり、皮をむく
2. にんじんを3等分する
3. にんじんをゆでる
水からゆでます。
弱火で沸騰してから30分が目安です。
タイマーをかけて、この間にほかのことができますね。
4. 柔らかくなっていることを確認
竹串などでにんじんを刺してみて、柔らかくなっていれば大丈夫です。
5. にんじんをつぶす
わが家ではバーミックスのミンサーを使っています。
きれいなペーストができました。
30分ゆでるとだいぶ柔らかくなっているはずなので、すり鉢でも楽につぶせます。
手ごわい!にんじんの染みの対処法
かぼちゃ、ほうれん草、トマトなど色の濃い野菜が洋服に着くと染みが目立ちますね。
特に、にんじんの染みは落ちにくいと感じています。
一番良いのはエプロンなどを利用して、そもそも染みをつけない工夫をすることです。
とはいえ、完全に防ぐことは難しいですよね。
首や袖まわりは特につきやすいです。
万が一、染みがついてしまったら、できるだけすぐに対処をしましょう。
重曹を大さじ1杯くらいのお湯で溶かし、食器洗い用の中性洗剤を混ぜます。
これを染みに塗ると、洗濯できれいになります。
わが家では、中性洗剤は除菌のできるジョイを使っていますが、どのメーカーの商品でも大丈夫だと思います。
私が試した中では、これが一番効果がある方法でした。
家に重曹がない方は、中性洗剤だけでも効果があります。
ただ、古い染みは消えづらいですね。
この写真はにんじんの染みがついた娘の洋服です。
最初、何もつけずに洗濯をしたら黄ばみが残ってしまいました。
その後、重曹と中性洗剤、さらに色柄物用の漂白剤を試しましたが、黄ばみは残ったままでした。
それでも洗濯を重ねていたら、いつの間にか染みが消えていました。
洗剤の力でしょうか。
ちなみにわが家では、さらさのジェルボールと柔軟剤を使っています。
ほっとしたのもつかの間、アフターの写真を撮る前に、また落ちない汚れがついてしまいました。
それでも前の黄ばみが落ちたのは、わかるかと思います。
新たな黄ばみとは、またしばらく格闘することになりますね。
参考文献など
おわりに
にんじんの染み抜きの大変さを経験してから、にんじんを食べさせることに少し抵抗がありました。
娘はお皿やスプーンをつかんで口に持っていくこともあり、ひどい惨状になることが多いからです。
ただ、染みや汚れを気にしすぎるのは良くありません。
親が染みや汚れを気にせずに、楽しそうに離乳食をあげると、赤ちゃんも喜んで食べてくれるそうです。
楽しく食べて、食事を大好きになってもらえたら、うれしいですよね。
これは、お洗濯を頑張るしかありません。
今後も染み抜きの仕方をいろいろ試してみようと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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