こんにちは、かなママです。
ピーマンは独特の苦みが強いですね。
油で炒めると苦みが抑えられますが、ごっくん期では油を使うのは早すぎます。
まずは生でも食べられるパプリカから試しましょう。
パプリカはトマトの約8倍もビタミンCがあるようです。
上手に活用したいですね。
パプリカについて知ろう
ピーマンとパプリカの栄養の違い
ピーマンもパプリカも同じ唐辛子の仲間です。
ピーマンの栄養を確認してみましょう。
栄養価は抜群で、ビタミンCの含有量はトマトの約4倍。カロテン、ビタミンE、カリウムなども多く含まれています。独特の苦みやにおいが苦手な人は加熱することで軽減できます。
『からだにおいしい野菜の便利帳』 p32 板木利隆監修 高橋書店
近年注目されているのは、においの成分であるビラジン。血をさらさらにして血栓や血液凝固を防ぐため、脳梗塞や心筋梗塞の予防にも効果があるといわれています。
次はパプリカです。
ビタミンC、E、A、カリウムなどが豊富で、ピーマンと比べてもビタミンCは約2倍、カロテンは約7倍もあり、吸収率が高まります。
『からだにおいしい野菜の便利帳』 p34 板木利隆監修 高橋書店
ピーマンも栄養豊富な食材ですが、パプリカの方がさらに優れているのですね。
スーパーで買うとピーマンよりパプリカの方がお値段が高いですが、栄養たっぷりなのはうれしいです。
離乳食でもぜひ活用したい食材ですね。
パプリカの色による栄養の違い
パプリカはとても色鮮やかですね。
パプリカも最初は緑色をしています。
熟すにつれて黄色、オレンジ、赤と色が変わっていきます。
カロテンは食べ物の色素に含まれているので、黄色と赤色ではカロテンの種類が変わります。
黄色のパプリカはα-カロテンが多く、赤色のパプリカはβ-カロテンが多いのです。
α-カロテンは強い抗酸化作用があり、老化防止やがん予防に効果的です。
β-カロテンは体内でビタミンAに変換されます。
カロテンはカロテノイドという栄養素の仲間です。
複数のカロテノイドを合わせて摂ると、より抗酸化力が高まるそうです。
黄色パプリカと赤色パプリカの両方を使うのは彩りだけでなく、栄養面でも良いんですね。
ちなみにオレンジのパプリカには両方の栄養がバランスよく含まれているそうです。
離乳食にはオレンジのパプリカを使うのがベストかもしれません。
ほかのカロテノイドの仲間にはリコピンやルテインなどがあります。
リコピンはトマトに、ルテインはほうれん草やブロッコリーに多く含まれます。
トマト、ほうれん草、ブロッコリーのペーストの作り方はこちらの記事に記載しています。
パプリカのペーストの作り方
所要時間
20分
材料
パプリカ 半分
ふた付き製氷皿6マス分です。
せっかく高いパプリカを購入したので、半分は大人が食べます。
作り方
1. 鍋でお湯をわかす
2. パプリカの下処理をする
パプリカはへたや中の種、白いわたの部分をきれいにとります。
白いわたは食べることができるので、果肉ごと包丁で切ってしまって、大人が食べる分に入れてしまえば、楽ですし、ごみも減らせます。
3. パプリカをゆでる
パプリカを10分ゆでます。
4. パプリカの皮をむく
ゆでたことにより、パプリカの皮がするっとむけます。
5. すりつぶす
わが家ではバーミックスのミンサーを使ってすりつぶしています。
パプリカは水分も多いので、すぐにペースト状になります。
参考文献など
おわりに
最後にパプリカの調理のポイントをまとめておきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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